ネコの食性は、魚肉、肉を主食とする。また天性のハンターであり、ネズミ、小鳥、ヘビやトカゲ、生きた魚、昆虫など、動く小動物を捕食する。肉食動物とされているが、幼い頃から慣れさせれば、コメ中心の雑食も十分可能であることが分かっている。目立った健康被害は報告されていないものの、科学的な解明もされていない。
コメを主に与えてネコを飼育することは世界にもあまり例がないが、近年まで日本では人間の残飯の冷や飯に、味噌汁をかけた「ねこまんま」をネコの飼料として与えることが一般的だった。
ただし放し飼いであったため、栄養の不足分を自ら小動物を捕獲して補っていた可能性は高い。
またネコは燕麦など背の低い草を食べる習性がある。理由は未だ明らかでないが、毛繕いのときにどうしても呑み込んでしまい蓄積した体毛を、草の繊維に引っかけて、まとめて排泄するためとする説や、植物性のビタミンや葉酸を草から直接摂取しているなどの説が有力である。どのネコにも共通しているのが、イネ科植物を好んで食べるということである。ペットショップでは飼い猫用に「猫草」として種や栽培キットなどが売られている。
猫は肉より魚を好むといれているが、誤解である。 日本のテレビ番組『トリビアの泉』(フジテレビ)による検証で、ネコに魚と肉の両方を自由に食べられる状態にして選ばせたとき、被験対象の全てのネコが肉のほうを選択した[5]。
ネコが魚を食べるようになったのは人間と暮らすようになってからと考えられる。 ネコ(ここでは語義的にリビアヤマネコ)は、自然の環境下で魚を獲ることはほとんど不可能とされている。
ドッグフードも好んで食べるが、猫にとっての必須栄養素であるタウリンはドッグフードにはあまり多く配合されていないので、キャットフードを与えるのが無難とされる。
−wikiより−