FXをするなら、スワップ金利の高いFX業者を選ぶのが最善ともいえます。
もう少し突っ込んで話すなら、デイトレ以外のスタンスでFXをはじめるなら、少なくともスワップ金利が高いFX会社は不利になることなど無いのです。通常、売買に有利とされるスプレッドの狭いFX会社は、スワップ金利を小さめに設定している場合がほとんど。スプレッドで回収できなかった、企業の維持に必要なコストをスワップ金利で徴収するからです。
反対に、スワップ金利が高いFX会社はスプレッドをほどほどの狭さに抑えている場合が多いです。つまり、一般にはスワップ金利とスプレッドは対極の関係にあるのです。
この常識が、最近、次第に変わりつつあります。例えば、スプレッドが狭いFX会社として有名なFXトレーディングシステムズ。実はスワップ派には口座開設している投資家が少ないFX会社ですが、他社とスワップ金利を比較してみると、意外にも業界の中では常に高いスワップを提供しているFX業者であることが分かります。
そして、最近スペックをリニューアルしたトレイダーズ証券やDMM.com証券が提供するFX口座なども、スプレッドが業界最高水準でしかもスワップ金利が高いと言う現象が発生しているのです。こと、DMM.com証券のDMM FXに至っては、スワップ金利の高さが業界トップと称されるフォーランドフォレックス株式会社をしのぐ数値をたたき出しているのですから、驚きです。
こうなると、FX口座はメインとして活用すべき会社はトレイダーズ証券、DMM.com証券のいずれかがベストではないかと思われます。
もしくは、これら両方のFX口座を開設し、片方を短期トレード用、片方を長期トレード用に活用するというのも賢い選択かもしれません。