ゴールドカードを持っている方なら知っているでしょうが、FXをするならスプレッドが狭いFX会社が、より為替差益を生みやすいことから有利です。デイトレや短期トレードで、為替差益を積極的に狙う投資家ならスプレッドを抜きにしてFXを比較することは困難であると言えます。
過去の実績を見ても、各年度で取引高が上位に上がっているFX業者、外為オンラインやMJなどはスワップよりもスプレッドの狭さで人気を集めてきました。もちろん、上位に上がるためには他の要素、つまり取引システムの機能性や使いやすさも肝心ですが、スプレッドが狭くないことには積極的に為替相場に入っていくことが難しいのです。
ただ、最近では少々過熱感が出ているのも事実で、スプレッドの狭い会社は数社に限られ、いずれも他社のスペックを注視しながら、常に自社のスペックが最高水準のスプレッドを提供するよう改善しているのが事実。このため、スプレッドの狭さで上位に位置するFX業者は、スプレッドの狭さだけを見たのでは変わりがなくなりました。
MJ、EMCOM証券、EMCOM TRADE、いずれも最高のパフォーマンスをスプレッドでは誇っています。ただ、これらのFX業者に共通しているのは、スワップ金利が低いと言うこと。つまり、スプレッドを狭めた分、他に収入源を見出さなくてはならず、結果としてスワップ金利が他社よりも低いことにつながったのです。とは言っても、これら3社のスワップは業界内で最低レベルとはなっていないのですから、感心の一言です。
さて、スプレッドが狭いFX業者が有利である旨を書きましたが、実は最近ちょっとした異変が起きており、スプレッドが狭い上にスワップ金利が高いというFX業者が出てきました。
私の知っている限り、2社あるのですが、これらのFX業者は以前からサービスを提供している会社も存在し、最近になってFX口座をリニューアルした結果、大幅なスペック向上を達成し、他に類を見ないほど高スペックなFX口座が誕生したのです。スプレッドは、前記の3社と相違ない上に、スワップ金利は業界1位。なんと、スワップ金利で有名なフォーランドフォレックスを凌ぐのですから驚きとしか言いようがありません。
スプレッドが狭い上に、スワップ金利も業界最高水準、これでいて人気が出ないわけがありませんね。